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PIONEER M-25 復活 [オーディオ]

samm-25.jpg
写真は借り物
1年ちょっと前にヤフオクで入手。プロテクトが解除しないとのことでした。
とりあえず、電源の電解コン以外の電解コンは交換したままほったらかしでした。
よく見ると、足が黒くなっているトランジスタがあります。2SA798と2SA872です。
半固定抵抗も足が黒くなっていましたので交換です。
ダイオードの10E2は秋月で売っていたFRDの10ELS4に交換しました。

DSCN2646s.jpg
スライダックを使って、徐々に電圧を上げていくと、リレーの音がしました。やった!
一度電源を落として、調整のために、テストポイントにテスターをつないで再度電源ON。
しばらくごそごそやっていると、リレーの音が・・・。
あれま、プロテクトしてしまった。
しばし、回路図を見ながら瞑想。
リレーの制御回路は、終段のコレクタ電流、出力からのDC漏れを検出しているようで、それぞれのダイオードによるOR回路となっている。
ならば、どのダイオードか゛Lになっているかで少しはわかるはず。
しかし、DC漏れもコレクタ電流も正常なんだけど。

2SC1649がどうも変。BE間が0.6V無いのにCE間が導通している。取り外してテストしてみても壊れているわけではないが、足が黒くなっているので交換。
しかし、2SC1649は入手できそうにないので、2SC1815と交換しておこう。

電源ON、今度はうまくいった。

仮組みして、ならしてみたが、特に変と思うところはない。

後は、パイロットランプの麦玉が切れているが、それより、パイロットランプのための電圧降下用の抵抗が熱のために外皮がぼろぼろ。
もともと抵抗分圧はエコではないのでLED化しよう。この抵抗は取り外し。
3mm径のLEDは手元にないので、幾つか仕入れてこよう。

波形も見たいけど、またいずれ。それより、置き場所を考えなければ。
現用のTA-F333ESRが無音時に時々、プツッ、と音がする。
まだ点検してないからなあ。
しばらくは、P306RとM-25で行こう。

追記
基本、足の黒いTO-92形状のトランジスタは交換ですが、
プロテクタ回路の2SA733と2SC945Aは黒くなくても交換した方が良いのではないでしょうか。
一瞬ではあっても、規格以上の電圧がかかっているように思います。
2SC2240と2SA970に交換しておきました。
本当は、2SA798もそうなんですけどね。

ゴミアンプを落札してしまった [オーディオ]

今回も写真はありません。まあ、検索すればどんなものか出てくると思います。

今回落札したのは、日立のパワーアンプ、Lo-D HMA-6500でした。
リサイクル業者からの出品で、一切のチェックをしていないジャンクとのことでした。
この業者の他のアンプは、少なくとも、電源が入らないとか、プロテクターが解除しないとか、簡単なチェックはしているので、怪しいとは思ったのですが、このアンプ、日立のパワーMOS-FETを使ったアンプなので、ひとまず落札。

物が到着後、開腹すると、中から枯れ葉が出てきた。こいつはどうやら雨ざらしにあったようだ。さびも出ている。こうなると、ただのゴミにしかならない。

念のために、パワーMOS-FETを取り外し、生きているかチェックしてみたら、どうやら生きているようだ。型番は、HS8401A/HS8402Aであるが、2SK135/2SJ50と同じなので、データシートは手に入るだろう。
ヒートシンクも使えそうだ。トランスは・・・止めておくことにした。少しさびが出てきている。

今回は、パワーMOS-FETが手に入ったことでよしとしよう。HMA-6500のサービスマニュアルも手に入り、回路図もあることだし。

KENWOOD KT-880Fの調整 [オーディオ]

80年代のケンウッド チューナーです。どんな姿かは検索してください。

さて、オクで手に入れたのですが、88.9MHzの地元FM局の受信状態が良くない。強力に受信はしているが、チューニングずれをおこしています。他の放送局は同調しているので、周波数が高いほどずれが大きくなっているのでしょう。
毎度参考にさせてもらっている、「ひろくんのホームページ」によると、この機種はトラッキングレスのため、調整の必要がないとのことであるが、あまりにもずれがひどいとだめなのだろう。
よく見ると、基板上にVT電圧のテストポイントがある。他の機種に漏れず、76MHzで3V、90MHzで25Vなのだろう。
SSGを使って、76MHz時、局発コイルのL7を調整して3Vにあわす。、90MHzは局発コイルの隣にあるトリマーコンデンサで25Vあわす。これでチューニングのずれは無くなりました。
併せて、感度調整もしておきました。ここは、「ひろくんのホームページ」どおりです。

この調整時、使用したテストポイントには、複数台のテスターを始めに接続しておきました。こうすることにより、テスターをつなぎ替える煩わしさが無くなります。それと、調整に使用したドライバーは、セラミック製の調整用ドライバーです。普通の金属製のドライバーでは近づけるだけで同調点が変化し、調整できません。

80年代のオーディオその3 備忘録です。 [オーディオ]

とりあえず、今までの捕獲物です。以前からの正規購入品はのぞきます。

プリメインアンプ
SONY TA-F333ESR 前出のアンプです。現在メインで使っています。過去形にしてください。
     TA-F333ESJ リレーの接触不良があるのかな、程度で使えますが、
              この機種は発熱がすごいので、再点検は必要かな。
     TA-5650    EQアンプに音量差がある。初段かなあ。
SANSUI
     AU-D907X   接触不良と電解コンの被服めくれ、ボンドも良くない。
     AU-D607F   リレーの接触不良だが、このタイプの代替が見あたらない。
     A-α7       ソース切り替えの電子スイッチがおかしい。
PIONEER
     A-150D     メンテ品とのことだが、音量が大きいのと、トランスの鳴き。
Technics
     SU-V90D    これは音が出ないジャンク品を知った上で入手。未チェック。
KENWOOD
     KA-990SD   音は出るが、少しハムが出ている。まずは電解コンのチェックか。
     KA-7010    音は出るとのことであったが、基板にヒビがある。精密点検行き。

ということで、ゴミ率はほぼ想定内。
FM-AMチューナー
SONY    ST-S333ESXⅡ  ステレオにならないとのことであったが、
                    調整の結果、現在メイン。
KENWOOD KT-2020      今のところ、ステレオにならない。
        KT-5020      部品取りのつもりだったが、受信はしている。
        KT-880F      バックアップ電池の不良のままリビング用に。

CDプレーヤー
SONY CDP-557ESD     メイン
     CDP-555ESD
     CDP-553ESD
                   3台とも使えるぞ。

レコードプレイヤー
PIONEER PL-50LⅡ      なぜか、ゴムシートがネチョネチョ。
                   こんな糊をつけるのが流行ったのか。

スピーカー
コーラル CORAL X-Ⅶ     80年代の音楽にはこのクラスがいい。

テープデッキ
SONY TC-K555ESⅡ     前所有者はほとんど使わなかったのか。
      TC-K777ES      電源が入らないとのことであり、写真を見る限りは
                   基板のコネクタが外れているように見えたが、
                   実際はケーブルが切ってあった。くそ、何のために。
                   こいつだけが最悪であった。
                   つなぎ方がわかればなんとかなるか。

ということで、しばらくはおとなしくしておこう。               いつまで?



その後のGET

プリアンプ
トリオ  L7-C           ハンダクラックがあった程度で使えそうです。

パワーアンプ
PIONEER M-25         プロテクターが解除しないとのことで、点検中です。
                    その後、完璧に動いています。すばらしい。
ONKYO M-509         プロテクターが解除しないとのことで、点検待ち。

プリメイアンプ
ONKYO A-722mkⅡ/150   音に偏りがあるとのことですが、偏りの意味がわからず、
                   点検待ちです。
Pioneer  A-980        昔、A-780を持っていたので、懐かしく、ついポチッ。
                   音量が上がらないジャンクとのことで、点検待ち。

FM-AMチューナー
KENWOOD KT-1010-Ⅱ   現状で使えます。      

CDプレーヤー
SONY CDP-557ESD     2台目です。トレイの動きが少し鈍い。


と言うことで、アンプ系はジャンクに手を出してるような。

さらに追加
プリアンプ
ONKYO P-306R        掃除程度で使えます。現在のメイン。

プリメイアンプ
YAMAHA CA-1000Ⅲ     音が出たりでなかったり 未チェック
ONKYO A-755nⅡ/100    部品取り目的だったけど、見たところ、致命的には見えない
ONKYO A-733mkⅡ/120   ジャンク。部品取り用かな。
KENWOOD KA-5010     ジャンクです。パワトラは生きているようなので、実験用もしくは、
                   上の7010と二個一か。

パワーアンプ
PIONEER M-22         なんとか音は出るとのことだが、ほこりだらけだ--一応修理済み
YAMAHA B-3          プロテクタが解除しない
SONY TAN-5550        何もせずに音出ます。

80年代のオーディオその2 [オーディオ]

次は、CDデッキの話。
若かりし頃に購入したCDデッキは、SONYのCDP-502ESです。定価で15万円です。まあ、定価では買っていないと思いますが。
こいつが最近トレイの出が悪くなってきました。ネットで調べるとゴムベルトの交換で直るようです。
ところが、SOYNのSSでは、もうゴムベルトは手に入らないとのこと。さらにネットで調べるとオークションにゴムベルトが出ています。純正とは思えませんが、ほかに方法はなさそうです。手始めにトレイのでない中古を手に入れてためしてみようとGETしたのが、CDP-555ESD。CDP-502ESとメカ部は同じとのことです。
開けてみると、確かに二つあるゴムベルトのうち、径の大きい方はゴムが細く、弾力が無くなっていましたが、トレイが動かない原因は、むしろプーリーのグリス固着のようです。
3個あるプーリーのうち2個を取り外し、洗浄後グリスアップ。ゴムベルトも1つは交換。
これでスムーズに動くようになりました。
続いて、CDP-502ESも同様の措置。OKです。
勢いで、CDP-553ESDもGETして同様の措置。ここまでくると、もうモーターを取り外さなくとも措置可能。
現在、3台が動きます。さあ、これからどうするかだな。

80年代のオーディオ [オーディオ]

当時やっとこさの思いで購入したオーディオ機器が数年前から傷みが出てきている。
まず、アンプPioneer A-780の片側がひずみかけて、解体してしまった。
途中、半田クラックから手で抜ける部品が数個ありました。もしかしたらこれが原因かもしれないという悔しさが残りました。
その後、カセットデッキの扉が壊れ、CDデッキの扉の動きが悪くなり、プレーヤーのロックが外れることがあるという事態に。
ということで、最近オークションに手を出しています。

で、まず、SONYのTA-F333ESRをGET。順調に音は出たのですが、どうもリレーの接触不良があるみたいなので、代替品と交換することにしました。
また、電解コンデンサが1個液漏れを起こしていたので変えることに。
これが今回の話。
コンデンサを交換して1時間ほど動かして、さあ、カバーを戻そうと本体を手にしたところ、さっき交換した電解コンデンサの頭がふくらんでいる。なぜ?
回路を追いかけていくと、ここは、100Vの電圧の所に63Vの電解コンデンサを2個直列に入れて、そのコンデンサと並列に2個抵抗が入っている。この抵抗は2個とも100kオームのはずが1個が400オームしかない。これでは1個に100V近い電圧がかかってしまい、63Vの耐圧では持つはずがない。
この抵抗を100Kオームに取り替えると、2個の電解コンデンサにそれぞれ50Vがかかるようになった。
しかし、なぜこの抵抗がついていたのか理解できない。他の抵抗と同じ形状なので、はじめからついていたのかなあ。
DSC_0177.jpg
左から、取り外した抵抗、1時間でふくらんだ哀れな電解コン、液漏れした電解コン
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