SBC6809+6309 リセット対策 [マイコン]
SBC6809ボードに6309をつけたときの立ち上げ時の不具合も何とかしようとDS1233を取り付けた。
R2,C1,D1を取り払うと、うまい具合、Vdd,RESET,GNDのホールが集まっている。
現状では、シリアルラインに抵抗をかましてパワーオンで動きます。しかし、その後のスイッチOFF ONではホットスタートしかしません。
DS1233を取り付けたところ、シリアルラインに抵抗をかまさずにパワーオンで動きました。そのままスイッチをOFF ONすると、コールドスタートはしてくれないのは同じです。シリアルラインに抵抗を入れても変わりません。
そこで、tomi9さんの指示に従い、500Ωを電源ラインとGNDの間に入れます。と言って、1kのチップ抵抗(1608)2個をコンデンサの足に挟み込み半田付け。
これでいつでも正常に立ち上がるようになりました。
それにしても、よくわからない。SBC6303はオールC-MOSにもかかわらず、500Ωの抵抗なしで動く。
こちらはロジックICがLSTTLなのに500Ωの抵抗が必要。
いずれにしても、シリアルラインからの漏れ電流は害にしかなりませんね。
2018-06-03 21:36
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コメント(4)
テストしていただきありがとうございます。
ただ、電源ーGND間に抵抗をつけるのは新規に作る方ではなく組付け後の対策として有効で、新規に組み付ける方の対策はRX端子(USBシリアル側のTX)の抵抗の1Kを5Kから10Kをつけることだと思っています。
CMOS(HD63)であれば、電源OFF時はVCC側に回り込む電流が大きく電圧降下します。電源ON時は逆で電流が流れないので電圧降下がほとんどなく通信に影響しません。ただ私みたいにNMOS(MC68)やCMOS(HD63)をとっかえひっかえして楽しんでいる者には、はまる原因になります。
それも楽しいのですが、SBC6809はリセットSWが無いのではまると大変ですよね。
ついでに宣伝で今作ろか悩んでいるアダプター基板に裏側ですがリセットSWとパワーLEDをつける修正をしました。
by tomi9jp (2018-06-05 00:07)
GrantさんのBASICは、SBC6809が正しくリセットしてもメモリのRSTFLGが生きていたらウォームスタートになります。ある程度の負荷をかけて電源を切ったときRSTFLGが壊れるようにすればコールドスタートします。SBC6303のLILbugにはコールドスタートしかないので、リセットするたびにコールドスタートします。たぶんそういうことだと思います。
by vinatgechips (2018-06-05 13:29)
tomi9jpさん、こんにちは。
電源GND間の抵抗は、あくまで対処療法だと思います。なので、真っ先に行いませんでした。
実は、上の写真にちらりと写っているシリアルコネクタのアダプタですが、これにチップ抵抗をつけていますが、1kと10kの2種類作っています。
組み合わせによって、10kでもダメなこともありましたので、電源GND間の抵抗をためしてみました。
基板がもう1枚ありますので、別の方法も試してみようかなと思っています。余裕があればですが。
もしかして、製造品種や製造時期によってLSIの内部にできるダイオードのVfに違いがあるのでしょうか。
by DAI (2018-06-05 20:29)
vinatgechipsさんこんにちは。
そこまで解析されてたのですね。
前にも書きましたが、RAMがバックアップされた状態で、内容が消えていませんでした。それだけの電圧をキープしていたわけですね。
それが、電源GND間の抵抗でバックアップできなくなった訳か。
シリアルラインを絶縁されてた方がいらっしゃいましたが、あれが王道だと思います。しかし、価格を考えるとおすすめの方法と言えないかもしれません。
まあ、いろいろやってみましょう。素人なんで。
by DAI (2018-06-05 20:49)