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局免許の更新 [アマチュア無線]

法律上は再免許の区分で5年ごとに行います。
アマチュア無線は期限の1年前から1ヶ月前に行う必要があるんですね。
私は、前回からweb上の「総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite」を使っています。なので、今回は2回目。
前回は初めてだったので、あれこれ入力したのですが、今回は変更もないので、前の情報を呼び出すだけでした。説明を読んだりしながらでも30分かかりませんでした。
後は、何事もなければ、手数料の納付と返信用封筒の郵送だけです。しっかりアナログ的な部分も残っており、手続きをした、と言う気分にさせてくれます。
費用も切手代含めて2000円強です。

ただ、システムのPASSが半年期限であることに気づかず、(5年も前だから当然切れていた。)もたもたとPASSの変更やら、ブラウザのセキュリティで拒否られたりと2~3回やり直しがありました。
今の時代、5年前って、太古ですな。

五日後
総務省から申請受付のメールがありました。
次は、手数料の納付です。
あれやこれや書いてあったのですが、総務省のシステムにログインして、納付情報照会まで進むと、電子納付のボタンがありました。
これをクリックすると、インターネットバンキングに進むではありませんか。
なるほど、こんなに楽ちんになっていたのですね。

で、返信用の封筒を送りまして、1週間もせずに新しい免許証が送られてきました。
手書きの頃は、再免許が煩わしくて、更新しない人がいることが不思議ではなかったですが、こんなに簡単なら継続しましょうよ。

MIZUHO QP-21で今頃遊び始めた 2 [アマチュア無線]

前回の続き、
まず、OSCコイルのコアが奥過ぎることについて、同調コンデンサ C5の 56PFを変えてみようと思う。
まず、コアを1.5mmほど奥まったところに戻し、C5の代わりにポリバリコンをつなぎ、発振出力の最大点を求める。このときのポリバリコンの容量を量ると、31PFであった。なので、C5は、33PFに交換し、再調整することにした。
次に、最大の目的、秋月で売っているトランジスタに交換してみる。
まずは、オリジナルの2SC1957で出力を見てみる。
出力端子に50オームのダミーロードとオシロをつなぐ。送信状態にして波形を見る。
DSCN2636_2.JPG
1メモリが5Vなので、PtoPで20Vですか。
次に、2SC3964に交換。
DSCN2635_2.JPG
こちらは、1メモリ2Vなので、PtoPで12Vちょっと。(マイナス側にずれているのはご愛敬)
とりあえず、トランジスタのスペックです。

項目, 2SC1957, 2SC3964
Vcbo 75V , 40V
Ic 1.0A , 2A
fT 250MHz,220MHz
Cob 14PF , 20PF

まあ、2SC3964は、いくらfTが高くても、高周波用とは言っていないので、効率が落ちて当然か。
高周波用は、Cobが小さい方が良いとどこかの本に書いてあったし。
あと、秋月で手に入る似たようなトランジスタは、2SC3421、 2SC3422、 2SC3423だが、
2SC3423は、Icが50mAなので、ここには使えない。3421か3422か。

MIZUHO QP-21で今頃遊び始めた [アマチュア無線]

qp-21.jpg
いつ頃買ったのか覚えていないが、QP-21です。たぶん、3アマ取った頃かな。
今頃出してきたのには訳があります。と言って、たいしたことないけど。
アマチュア無線の自作はまだ少し先と思っていたのですが、最近、どうも自作の終段に使えそうなトランジスタが入手難らしい。
代わりになるようなトランジスタはあるのだろうか。最近は、高周波用といった場合、GHzあたりなので、HFで使う代物ではないらしい。
そこで、秋月で売っている、fTが100MHzから200MHzあたりで1Wは出せそうなトランジスタを数個入手して、このQP-21の終段、2SC1957と交換してみようと言う算段。
現在、オシロを使って、発振回路と緩衝増幅段のコイルの調整が終わったところ。
発振側のコイルのコア、落ちる寸前なのです。コンデンサの値を変えてみようかなと思ってます。

で、今は、2SC1957はハンダ付けしていません。こう言うのは、勢いなんですね。
やるときは、えいやっ!と。

結果はアップします。

KENWOOD TH-78 の修理その2 [アマチュア無線]

DSCN25173.jpg
前回、面実装タイプの電解コンデンサを交換しました。
5mm高の330uF電解コンデンサが見つからなかったのですが、PSコンポーネンツさんにありました。
TH-78にスルーホールタイプの電解コンデンサは、
330uF6.3V5mm高1個
68uF10V105度品2個
100uF6.3V1個
22uF16V5mm高1個
が使われています。
今回は、100uFには手をつけませんでした。22uFは両方の足を外すにはほかの部品も外す必要があり、容量ぬけもなかったことから、そのままにしました。
交換したのは、330uFと68uF2個。
68uFは、2個とも40uFくらいになっていました。

ここで、ふと、使っていた電池が6個とも新品だと思っていたのですが、1個が0Vでした。
安売りはだめなのかなあ。
外部電源でためしてみると、6V位でOFFになり、その少し上くらいでは、送信にすると受信に戻ってしまいます。もう少しあげると安定します。7Vは必要なのでしょうね。

経年変化で、LEDのたぶん防水用と思われるゴムリングが切れました。
雨には気をつけよう。

と言うことで、おしまい。

KENWOOD TH-78 の修理その1 [アマチュア無線]

久しぶりにTH-78を出してきて、使おうとすると、受信はOKですが、送信にすると、リセットを繰り返します。送信パワーをローにしても同じ。電圧低下がひどいのかな、だけど、以前は、電池が弱ってきてもこんなこと無かった。で、いろいろ検索すると、この時代のKENWOOD無線機のケミコンを交換している人がいた。
そういえば、ケミコンの液漏れには心当たりがある。
とりあえず、面実装されているケミコン7個を交換してみた。
すると、ローパワーでは送信できるようになった。中パワー以上は1回リセットされ、受信状態で落ち着く。
ちょっとは改善したみたい。ケミコンはほかにもあるので順次交換することにしよう。

DSCN25061.jpg
ケミコンを外すのに、ICも外さないといけないのですよね。写真をよーく見ると、IC横のケミコンにリードの切れ端が写っています。これ、基板のパターン切ってしまったので、補修しました。

7月19日追加
おお、いつの間にか、ナイスを1ついただいてました。ありがとうございます。

で、その後ですが、9Vの外部電源をつなぐと、フルパワーでも送信状態になります。念のため、短時間で止めました。
部品収集については、5mm高の大容量ケミコンが見つからないのですね。
入手できたのは、220uFが最大。もう一声欲しいなあ。
こいつの交換は最後の手段としよう。
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