久しぶりに TRN Jr を出してきた [TRN Jr]
もう20数年前になるんですね、当時は作って、ちょこっといじってそのままになっていました。
その頃は、次から次へとあたらしいものが出てきて飛びついていました。
最近は飛びつくには遠すぎて止めることが多くなりました。
そんなわけで、再び出してきたわけです。
TRN JrはRS-232Cでパソコンとつながりますが、最近のノートPCにはRS-232Cはありません。
そこで、USBによる仮想COMポートです。
写真のとおり、24ピン-9ピンの変換をやっています。
TRN Jr 9ピン側
2 3
3 2
4 7
5 8
6 6
7 5
をつないでいます。
電源は、元々はファミコン用の電源アダプタを想定していますが、もうそんな物はありません。
秋月製の9Vタイプを使うため、極性を入れ替えています。
パソコン側のソフトは、Tera Tarm です。
参考書は、CQ出版社、トランジスタ技術SPECIAL No29 特集マイコン独習Z80マニュアルです。
この本の59ページに、RS232Cを使って、パソコンに A を出力する参考プログラムが書いてありますが、そのままでは動きません。
9600ボーに設定するには、96hでも、09hでもなく、08hが正しいです。
また、終わり方の記述が無く、最後に、RETか、JP命令が無いと暴走します。
で、RAMの先頭番地、8000hから、
3E 08
CD 15 04
3E 41
CD 18 04
C3 07 80
これで A を連続して出力します。
さらに、本を参考に、プログラムのセーブ、ロードもできます。