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今頃になってLTspiceを使ってみた [電子工作]

インストールは1年以上前にしていたが、いろいろ手をつけていたので、そのままになっていた。
10年以上前にCQ出版社の雑誌に付録としてついていた
MicroSim Schematics 7.1 Release Evaluation Version
をいじった(程度)ことがあるので、いつでも使えるやろ、と思っていました。
とはいえ、ここ
「LTSpice を使う」http://www.geocities.co.jp/ltspice_swcadiii/
を参考に、2SC1815のライブラリは組み込んでいたりします。

昨日、ようやく、
「LTSpice を使う」においてある、.LTSpice/SwCAD III 入門(PDF)を参考に動かして見ました。
Schematic Editor の操作感覚はMicroSimとほぼ同じです。
大きく変わっていたのは、Probeの選択方法です。まあ、旧来の表からの選択もあるのですが、
GUIソフトらしく、マウスカーソルが回路図上でプローブの絵に変わります。
そして、必要なところをクリックすればそこにプローブを当てたことになり、
波形が表示されます。

これで制限なしですか。ちょっとした回路なら参考としてついているし、
後は日本製のパーツがライブラリに無いので、追加が必要と言うことですか。

まあ、この辺は、ネットを漁れば何とかなるか。

ただ、いくら電流を流しても温度が上がるわけでは無いのでしょうね。
温度変化による挙動を見ることはできないか、といって、こっちにもそんなスキルはないけど。
ホントはできるのかな。

温度解析のコマンドならあるようですね。
ただし、パーツのモデルに温度解析用のパラメータが無ければ意味がない、か。

6石トランジスタラジオ 今度はシリコン・トランジスタ [電子工作]

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こいつは、ネット情報によると、Cherryの6石スーパーラジオキットCK-606らしいのだが、資料はどこかへやってしまって、わからない。使っているトランジスタは、2SC1815。RF部はランクOで、AF部はランクGRが使われている。初期は2SC372が使われていたらしい。2SC372や373はさがせばジャンク箱にあるはず。
DSCN2633_2.JPG
この写真は、対策後なのですが。

作りっぱなしでは、発振してました。なので、IFTのコアを少しずらして発振しないところで止めてました。
こいつの発振対策は、ネットの情報では、バーアンテナから出ている線を逆接続するというもの。
確かに、こいつのIFTはしっかりグランドに接続されており、シールドされてます。なので、AM-62とは原因が違います。
さて、もともとバーアンテナからは3本しか線は出ておらず、そのうちの黒の線をほぐして2本にする・・・って、
これ、どう見てもほぐして2本になる線ではありません。
要は、信号が逆になれば良いのだから、と、バーアンテナのコイルをコアから抜いて、逆にしてまた差し込んだ。
おっ、これで静かになった。
SSGから455kHzを入れて、IFTを調整。それでも静か。中間周波数の2次高調波と思われる信号が900kHz位で少し確認できるが、この近くにNHKの強力な放送が入るので、実用上問題はない。
こいつは1.6MHzが受信できなかったので、トラッキング調整をやってみた。540KHzをOSCコイルで調整して、1.6MHzをポリバリコンのトリマで調整。こんなやり方でよいのか。

まあ、一件落着としよう。

今日は、確定申告で早く帰れたので、こんな時刻にいじってました。

6石トランジスタラジオ ゲルマニウム・トランジスタだよ 2 [電子工作]

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一時、いじりすぎて音が出なくなったので、壊したか、と思ったのですが、大丈夫でした。
中間周波数増幅の初段に使われている、2SA101を外して、hfeをDCA75ではかってみると、34しかない。
なんか、ビミョーな値だなあ。ネットで拾ってきたデータシートを見ると、そもそもあまり高くないみたい。
念のために、予備を仕入れておこうと、ネットで調べてみると、サトー電気と若松通商にあるみたい。
値段の関係で、若松から10個購入。これらもhfeをはかると、1個は測定不能、壊れているのか。
1個は、14しかない。後の8個は、35から55。それなら、交換する必要は無いだろう。

ネットで発振対策を調べてみると、バーアンテナからの線を入れ替えるというのがあった。発振しているのだから、正帰還を負帰還にすると言う意味か。やってみる価値はあるだろう。ポリバリコンにつながっている線ではなく、トランジスタのベースにつながっている線ね。やってみると、ひどくなったみたい。ここはこれで正しいのだろう。戻しておく。

IFTも黄色を外してみて・・・、あれ?このIFTはシールドケースがグランドと接地してあるのに、後の白と黒は浮いている。これでは、シールドケースの意味がないではないか。ラインを1本飛び越えないといけないから省略したのかもしれない。ケースをグランドラインにジャンパー線でつないでみた。

今度は静かになりました。ポリバリコンを回すと、上と下とでやや発振気味になるけど、これは、OSCが原因みたい。オシロでOSCの波形を見ると、バネのように伸び縮みしていた波形が、うねってしまう。それと、周波数が高くなると、出力が落ちてしまう。これは、OSCに使っているトランジスタ、2SA102のせいかな。
なぜか、2SA104がジャンク箱に1個だけある。こちらの方が周波数特性が高くまで伸びているみたい。
だけど、今回はここまでにしよう。貴重なゲルマトランジスタで遊ぶこともあるまい。

6石トランジスタラジオ ゲルマニウム・トランジスタだよ [電子工作]

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これは、私が中学生の頃、技術の時間に男子全員が作ったトランジスタラジオです。
トランジスタは、高周波、2SA102、2SA101、低周波、2SB171、2SB172。ゲルマニウム・トランジスタです。
当然、一番に作り上げました。しかし、みんなにいい格好をしようと、まだ訳もわかっていないのに、IFTのコイルを回してしまい、受信不能となっていました。

2年前に中古のSSG、パナソニックVP-8121Aを手に入れていたのですが、このたび、このラジオのIFTを調整してみました。
SSGで455kHz、AM変調かけます。念のために、セラコンを途中にかまして、IFTの1次側につなぎます。検波ダイオードの手前でオシロをつなぎます。調整用のドライバーでコアをゆっくり回します。
波形が最大のところで止めます。黒、白、黄色の順にIFTを調整します。もう40年前のラジオですが、しっかり増幅しています。
ひとまず、スピーカーをつないでダイヤルを回すと、2カ所ほどでクエッチング発振のような発振をしている箇所がある。たぶん、中間周波数455KHzの2次、3次の高調波が回り込んでいるのだろう。
部品の配置を見ると、バーアンテナと黒のIFTがすぐ隣り。これが原因かはわからないけど。
対策は後で調べることにする。
我が家は家の構造上、電波が室内に入ってこない。なので、ラジオを窓際にもって行き、ダイヤルを回す。
一番強力に入る、ラジオ関西がすぐに見つかった。これだけ入れば十分だ。
ただ、スピーカーをつけての調整時は、パソコン、オシロなど、発振回路を内蔵した物は、電源を切っておかないと、余計な電波を拾ってしまう。

次は、トラッキング調整と、発振対策か。

このラジオ、ケースに、AM-62 と書いてある。ネットの情報によると、ホーマー製なのか。

ちなみに、チェリーの6石トランジスタラジオも手元にある。こちらはシリコン・トランジスタ。
こちらはIFTをいじっていないので、ラジオ関西は受信できる。
せっかくSSGがあるので、そのうちに餌食にしよう。

スマホでBluetooth その2 [電子工作]

結局、ファイルを1つコピーしていなかったのが原因でした。

必要なファイルを指示通りのフォルダに、無ければ作って、コピーし、プロジェクトとしてMPLAB Xに認識させ、Build すると、
\BT_IO\BT_IO.X\dist\default\production
のフォルダに、
BT_IO.X.production.hex
というヘキサファイルができていた。
たぶん、インテルヘキサフォーマットなのでしょう。

こいつをPICに書き込めば良いのね。

次の休みかなあ。

スマホでBluetooth [電子工作]

トラ技2012年9月号に出ていたBluetooth、
btstack、マイクロチップのフレームワークも手に入れた。
著者のブログも見つけ、

hrdakinoriのいろいろ
http://d.hatena.ne.jp/hrdakinori/

最新の情報も手に入れた。

https://github.com/hrdakinori/PIC24F_btstack

著者の指示通りにbtstackとフレームワークから必要なファイルをプロジェクトのフォルダにコピーした。

MPLAB X でビルドしてみた。

うーん、エラーが出る。どうやら、コピーするだけでなく、ソースコードの修正が必要らしい。



XBee WiFi を X-CTU で設定してみた。 [電子工作]

xbeewifi.jpg
トラ技9月号がらみなんですが、 XBee WiFi を手に入れました。トラ技の104ページでは、開発キットの評価用ボードを使うことで、モジュールの設定を変更できるような書きぶりです。
そんなことはないだろ、ということでやってみました。
XBee WiFi モジュールはストロベリーリナックスさんから購入。ここには、 XBeeエクスローラUSB という、USB付きのコネクタ変換基板があります。これを使えば、Digi からダウンロードしてきた X-CTU で設定値を変えられるはずです。
http://chicklab.blog84.fc2.com/blog-date-20120307.html
ここを参考にしました。X-CTU のバージョンは5.2.7.5 です。Windows7 64bit ですが、X-CTUは動いています。
ただ、動かしてみるとXbeeとの接続が非常に不安定です。X-CTU との通信がつながったり途切れたり。
何回もやり直し、なんとか設定が終わり、書き込めたはずなのにルーターとつながりません。
ネットで調べてみると、リセット時に大電流が流れて電圧降下が起こるらしい。
470uF のコンデンサを3.3Vにつけるようにとのこと。
ふ~ん、と思いながら、220uF をつけてみたが、やはり不安定。
結局、470uF も追加。ついでに、3端子レギュレーター保護用のダイオードを1ピン、2ピンの間に入れました。(写真参照)
これでやってみると、あっさりルーターとつながりました。これまで、readコマンドを2回連続で成功したことなかったのに、できてます。

設定で、参考のページと違うのは、セキュリティーがWPA2 にしたくらいです。
無線ルーターは、余り物使用なので、セキュリティなしでもよかったのですけどね。

さあ、次に取りかかるのは、いつのことやら。

クリスタルイヤホン [電子工作]

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クリスタルイヤホンと言っても、最近手に入るものは、セラミックタイプのいわゆる圧電サウンダのもので、昔ながらのロッシェル塩タイプでは無いことは知っていた。さらに、このロッシェル塩タイプは塩の結晶なので、湿気で溶解し、使えなくなるらしいことも知っていた。しかし、いわゆる他人事にしか思っていませんでした。
ところが、セラミックタイプもそこそこインピーダンスが高く、ロッシェル塩タイプの代替に十分なると思っていたのですが、そうでもないらしいことを最近知りました。しかも、ロッシェル塩タイプは製造中止なので今後手に入るかわからない。
では、私はいったいいくつ持っているのか調べてみました。
結果、ロッシェル塩タイプが3つ、セラミックタイプが2つでした。しっかり、ロッシェル塩タイプは乾燥剤とともにビニール袋に入れました。乾燥剤が悪さしないかなあ。

写真は、左がロッシェル塩タイプの本物のクリスタルイヤホン、右がセラミックタイプの代替品。
中をのぞくと違いがわかるでしょ、3このうち1個はアルミ箔を破ってました。でも、使えるので捨てません。

APB-1 [電子工作]

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おじさん工房http://ojisankoubou.web.fc2.com/index.htmlで頒布されている、汎用実験基板APB-1です。
表面実装パーツばかり使って組み立てますので、なかなか作り応えあります。製作マニュアルもわかりやすいし、部分ごとのチェックプログラムもあります。
2カ所ほどはんだ不良箇所ができてしまいましたが、このプログラムのおかげですぐに発見出来ました。
ケースは自前ですが、サイズがわずかに違うため、本来基板に取り付けるBNCコネクタはケースにネジ止めしてあります。:追記 ケースは、タカチのYM-130です。
実は、昨日のPDS7102に写っているサイン波はこれで発生させたものです。
ラジオのIFTの調整なんか簡単にできそうです。それしか思い浮かばないか・・・・

700円なので [電子工作]

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ただのデジタルオーディオアンプにすべく、不要部品を取っ払っています。
裏側のUAC3552をとると、見えてなかった基板部分に2本のパターンが走っています。こいつを引き出せば、入力になります。はずです。
後は、昇圧回路を取り除いて、直接12Vをいれます。