SSブログ

PIONEER M-25 再び不調 [オーディオ]

何というか、1ヶ月で再びプロテクタが動いた。
電源のオンオフでは解除しない。
しかも、今回は前回の手法が使えない。
すなわち、検出回路までは正常。

プロテクタ回路の電圧を測っていると、カチカチとリレーが動いた。
ん?直ったか、いや、またカチカチと動く。非常に不安定。

回路図をを見ながら、リレーを制御しているダーリントン接続のトランジスタのベースにオシロをつなぐ。
ここには、遅延用のコンデンサがつながっている。
電源を入れると、ベース電圧が徐々に上がっていくのがわかる。
12Vのツェナーがエミッタについているので、13Vあたりでリレーが動くのだろう。
しかし、電圧は途中ですとんと0Vに落ちて再び上昇。
今度は13Vあたりでリレーが動き、電圧も一定した、と思ったらすとん。リレーが切れた。
再び上昇。
なんだ、これは。
回路図には、このコンデンサを異常検出時に短絡するトランジスタが並列につながっている。
今度は、こいつのベース電圧を観察。
しかし、リレーがカチカチ動いてもマイナス0.5V程度で微動だにしない。

何だろう。元々コンデンサは新しい物と交換していた。
今回チェックしたトランジスタ2個とコンデンサ充電用の抵抗を交換しても直らない。

このオシロで補足できない瞬間的な動きがあるのか、
新しいはずのコンデンサが瞬間的に短絡しているのか、
以前のコンデンサが液漏れしていて、基板上で短絡?漏電?

いずれにしても、常時プロテクトから、どこかを電圧検出用のクリップ止めしてから
瞬間短絡に変わったようだ。
今後、基板の洗浄と、再ハンダ、コンデンサの交換を予定しているが、一度にすると、原因の特定は難しいかもしれない。
しかし、そう何度も分解するのも、コネクタが傷みそうでやりたくない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、やってみた。今は、1時間程度何事もなく動いている。
しかし、テスト中に一度カチンと作動したのでちょっと心配。
とりあえず交換したコンデンサですが、メーカーは違うと思われるが、規格は全く同じ物。
でも、ESRが違う。取り外した方は、4オームほど、取り付けた物は1.8オームほど。
うーん、わからない。

今回、オシロをつないだので、ついでに、OSCをつないでみた。
20Hzから50KHzあたりまでフラット、波形もきれい、だと思う。
AB級だからスイッチングひずみも出ていない。だろう。
まあ、いいかげんな測定なので。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後

やはり、時々プロテクトがかかる。

パーツがおかしいとは思えない。
なので、該当しそうな回路の再ハンダをやってみた。
どうやら、これが効いたようだ。

なぜハンダ割れが起こるかと言うところで、部品交換が必要になるかもしれない。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0