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普通の整流用ダイオードとFRD [電子工作実験]

FRDとは「ファースト・リカバリ・ダイオード」の略であることはある程度心得のある人ならご存じのはず。
通常の整流用ダイオードは交流のプラスからマイナスへの切り替わり時に一瞬逆方向に流れる。
FRDは、切り替わり時の回復が早いので、逆方向への流れが少なくてすむ、らしい。
通常は気にすることはないが、オーディオアンプなどはノイズの原因になるので、古いアンプにはダイオードと並列でセラミックコンデンサがつけてある。
参考書ではその波形を見たことがあるが、実際見たことはない。手元にアナログ式の20MHzオシロがあるので実験してみた。
交流は100Vそのままでは危険なので、要らなくなった、トランス式の電源アダプタ(DC6V 1.5A)を開腹して、約6Vの交流にダイオード、負荷に10オーム( 0.6Aくらい流れるか)の抵抗をつないだ。
DIODE.jpg
上が普通の整流用ダイオード、幾つかやってみたが同じようなもの。下向きにひげが出ています。
FRD.jpg
こちらがFRD、ひげはありません。
いずれ別のオシロでもやってみるつもりです。
また、セラコンの効果やフェライトビーズではどうなるかもやってみよう。

追加
DIODE6.jpg
400MHz アナログオシロです。これはどちらのダイオードかわかりますよね。
デジタルならもっと、びしっと決まるのかな。
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