久々のEclipse

いや、３年ぶりかな、もともとARM用にEclipse入れていたのですが、CQ出版社の「今すぐ使える！H8マイコン基板」を参考にこのEclipseでKPITのコンパイラが使えるようにした（だけ）のが３年前。
リンカスクリプトがわからず、そのうちに興味が移ってしまってた。

このたび、「リンカ・ローダ実践開発テクニック」を手に入れたので、ちょっとやる気になりました。
この本には、直接の答えが載っていたわけではありませんが、objdump を使うことがヒントになりました。

で、「サンおやじ工作室」にあったps2rc_KPIT_1というプロジェクトをEclipseでコンパイルしてもエラーが出ないレベルまで修正することができました。
このプロジェクトは、元々は、KPITのHEW用のプロジェクトなのですね。
で、EclipseのH8SX1655用のプロジェクトにps2rc_KPIT_1のソースファイルを入れ替え、修正して、コンパイル、エラーを見て、修正を繰り返しました。
このとき、objdump が役立ちました。もっとも、これをWindoesで使うには、パッチファイルの知識も必要です。
それから、修正したファイルは、ソースファイル、リンカスクリプトファイル、それと、本来なら、Eclipse 上の、プロパティでの修正項目が修正できなかった（項目が出ていなかったり、グレーで修正不可だったり）ので、設定ファイルを直接エディタで修正しました。
今は、ノーエラーで、motファイルができあがっていますが、これをH8/3664に書き込んでも動くかどうかわかりません。
なぜなら、リンカスクリプトのメモリ配置がH8SX/1655のままなので。