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照明器具の故障 [故障と修理(その他)]

照明器具がどうも変だと思ったら、1灯消えています。
inv22.jpg
どこの製品かわからないようにぼかしました、というのは嘘。
これは、照明器具についていた、インバーター基板です。同じ基板が4枚ついています。
部品番号は、HKE30106です。
給水タンクのように光っているのは、電解コンデンサ、180V82uFです。
被服は縮み、破裂しそうにふくれています。
容量を量ってみると、1uFあるかないか。
hank65.jpg
このコンデンサのハンダ面です。やはりぼやけてますが、輪っかが入っているのがわかります。
ハンダクラックです。右側は完全に割れて外れていました。
これでは高圧は発生しないはず。
器具から取り外す前に、蛍光灯を接続せずにスイッチを入れると、かすかに音がするので、発振はしていると予測している。
たぶん、FETも生きているだろう。
ただ、この形状の電解コンデンサが手に入るかどうかだ。形状が違えば、器具への取り付けに工夫が要るかもしれない。

と言うことで、この基板が発注できるか近所の量販店に問い合わせてみた。
今日は休日なので、明けに連絡するとのこと。

さて、どうなるか。


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(翌日)
で、連絡がありました。
製造中止のため、取り寄せ不能とのこと。後継部品もないとのこと。
まあそうでしょう。世の中、LED照明に切り替わっていますし。

残りの3枚の基板も点検してみました。
目視では、2枚が例の電解コンデンサの被服がめくれあがっています。まだ頭はふくらんでいません。
もう一つは、被服が縮みかけたところ。
被服が縮んだ電解コンデンサがついた基板を外してハンダ面を見ましたが、
まだハンダクラックには至っていないようです。
ただ、容量が72uFとやや少なくなっており、ESRが3オームを超えています。
スイッチング電源の基板から外した200uF 200Vの電解コンデンサが0.01オームです。
高いように思います。

とりあえず、壊れた基板の電解コンデンサを先ほどの200uF 200Vの電解コンデンサに交換し、
再び取り付けてみました。

とりあえず、これで点灯するようになりました。

で、ここからカテゴリーを変えます。
http://daisan.blog.so-net.ne.jp/2013-11-04
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